「COUZT?」-コーツト本ができました ...2023/11/08...

『COUZT?』
上製本 / ファブリック表紙 / 168P ¥4,400-(ドリンクチケットになる栞付)
印刷・製本 藤原印刷株式会社
※11月の完成記念展示が終わり次第、オンラインでの販売をスタートいたします。

これまで発行されたフリーペーパーCOUZT SHINBUNのアーカイブをベースに、
COUZTのこれまでの歩みや、COUZTに集う人たちのさまざまな想いをまとめました。

photograph & book design 柴崎まどか
text & edit 藤間紗花
edit 布留川マキ
drawing naya
illustration 椿ひとみ


[ 目次 ]
Introduction What is COUZT?

vol.1 6周年を迎えて
 オーナー・椿ひとみが振り返る、COUZTのこれまで
 カフェの家具はどこから来たの?

vol.2 へび道のとなり、名もない通りのご紹介
 キッテ通りの店主たち
 キッテ通りからのお便り
 COUZT CAFE × ひるねこBOOKS

vol.3 生活にCAFEという風味付け 覗きたくなるイベントと展示
 連れて帰りたくなるテイクアウトアイテム

vol.4 彩りをもたらしたCOUZTプレート
 キッチンスタッフ・宇田川恵美とCOUZTごはん
 COUZTスタッフ、ご紹介します
 店長・宮田あゆみと、コーヒーの歩み。 COUZT 卒業生は今!?
 COUZTスタッフコラム

vol.5 グッとくる!お客様
 火曜日昼過ぎ、「きく暇」で会いましょう。
 まちのひとたち

vol.6-7 Face-to-Face Relationship
 COUZTのメニューを支える人々
 タルマーリーのTAPビール!

Lastly あなたにとって、COUZTって?
 お客様にとってのCOUZT
 オーナー・椿ひとみにとってのCOUZT
 あとがき


[ 裏表紙の四角枠について ]
この本のテーマは“アルバム”です。
本の裏表紙の四角は写真を貼るスペースになっていますので、あなたの思い出をお貼りください。
例えば、コーツトで食べたスイーツの写真、
誰かとの記念写真、
谷中を散策して見つけたお気に入り、
あの頃の子どもが描いた絵……。
あなたの思い出を貼り、アルバムとして綴じられますように。

※11/10頃〜柴崎まどかのコーツトステッカーも販売いたします







居場所というのは、あちこちに、どこにでもある。
COUZTもそのひとつで、そしてたまたま運よく10年ちょっと続けることができているカフェです。
そんななか、柴崎まどかさんと藤間紗花さんの「本に残してみませんか」という、わくわくするお言葉をいただきました。

今の生活では本との付き合いはあまり濃くはないけれど、子供時代は毎日のように図書室へ行き、下校中に歩きながら本を開き、クリスマスプレゼントには本をお願いし、電気を消した暗い自室で母にバレないよう遅くまでページをめくるくらいには、本が大好きでした。
その本づくりに携われるなんてありがたい。
しかもそれが、COUZTの、だなんて!
そんな話、なかなかないでしょう。

ただ、本にも書いてある通り、COUZTって何なのか、私自身がわかっていませんでした。
本を作ってくれることになっても、どう伝えたら良いかわからず、どんな見せ方になるのかハラハラもしていました。
普段からも、正解かわからないお店づくりを試行錯誤しているなか、いつもお客様の過ごす様子から、自分がつくってきた空間をようやくより味わうことができています。
(いま考えると、お客様が過ごしていただくことでCOUZTという空間が仕上がっていると感じていた気がします。)
(これは、かっちり空間を作られているお店とは異なりますね。)

それで良いかな、と思っている自分もいました。
つい言葉にしなくちゃと縛られて頭を悩ませることもありますが、それを絶対にする必要は実はないのではと。

そんな甘えた考えを持っていた私を他所に、編集チームが組まれ、様々な視点のCOUZTが集まっていく。
(道中、あまりのボリュームにバランスを崩してしまった私たちは本当に大変な事態になってしまい、ご迷惑をおかけした方々には頭が上がりません。足を向けて寝れません。。。)



本のベースとなっているCOUZT SHINBUNの発行は、手に取れるアイテムの重さや質感などが何にも変え難くて始めました。
発信をしたいという気持ちよりも、当たり前に表現をし続けたい、
私だけではなくスタッフやお客様も巻き込んで、表現の場づくりをしたいという試みもあったかもしれません。
まさかこんなかたちに残すことができるなんて。

この本を部屋に置いたとき、本棚に並べたとき、
空間にも、そこで過ごすあなたの心のなかにも、少しでも厚みをもたらすことができましたら本望です。

COUZT CAFE
椿ひとみ

photo by Madoka Shibazaki
(一部を除き)