備忘録:カワちゃんのオーダーメイド棚 ...2019/07/26...
1年も前の話ですが、2018年の春を迎える頃に1つの棚が新しく仲間入りしました。
今更な上に、大層な物語でもありませんが、せっかくですのでここにも。
なんでもないような思い出も、コーツトを作り上げてきた材料の一つです。
2017年頃。
開店当時より席数が増えてきたコーツトでは、グラスやポットなどの絶対数も比例して増え、収納スペースに収まらなくなってしまいました。
例えば満席になった時に「全員分のお水用グラスがある」という当たり前のことですら、置く場所がなく買い足すことが出来ないほど。
それほどに小さいキッチンなのです。
次の繁忙期までには、グラス等々を安心できる数はストックしておきたい!ということで、いよいよ収納スペースを増やすことに。
どこにどう増やすか考えた末に、キッチン目の前に棚を置くことに決めました。
今まで選んできたアンティーク家具や雰囲気ある家具、、、と言う訳ではなく、今回欲しいのは超!実用的!現実的!毎日使うから丈夫!な棚。
「アンティーク風」すぎるものも好きではないので、普通に塗装してもらい、使っていくうちの汚れを楽しめるようなもの。
現在、埼玉の方にある古家具屋さんで北欧家具のリペアをしている友人カワちゃんに、棚の制作をお願いすることにしました。
まずは全体のイメージを書きおこして、何をどこに置くかざっくり決める。
棚の雰囲気やイメージを伝えるために、参考写真をネット上から広い集める。
もう少し詳しく考えて…
依頼する寸法を決めます。
扱うアイテムに合わせて、寸法をかなりしっかり決めています。
ただ、私はプロではない上に、そんなに時間もかけられないため、板の厚さ等を含めて計算ができません。(面倒で…)
その代わりに、「絶対に確保したいサイズ」と「○センチより大きければ(小さければ)OK」という指定をしています。
前者を確保した結果、板の厚さやその他の諸々の関係で、後者の方の大きさが決まる、というイメージです。
(果たしてこれが作り手にとって良いのか悪いのかはわかりません。)
各場所について、詳細を書いておきます。
作ってくれる人が、これを読んで汲み取って、調整やアドバイスなどしてくれると良いな〜と。
例えば、一番下はカートにした方が使いやすかも、とか、背板は必要なさそうだね、とか。
連絡が途絶えて、しばらく。途中経過の写真をいただきました。
カートは、ちょっと良い色合いに仕上げていただきました。動きもスムーズ。
全体的には、家具というよりは収納棚というポジションですが、この子の良い色味が存在感を安定してくれて気に入っています。
作れるものなら作るよ〜と、ゆる〜く受けてくれたカワちゃん、ありがとう〜
凝った家具ではなかったので、物足りなかったでしょうか。
1年経った今では、こいつがいないとコーツトは回らない!レベルにさりげなく毎日、大活躍です。
コーツトカフェ椿