シェアショップOPEN「share shop カタテマ」 ...2022/02/05...

ここでのご報告が随分と遅くなりましたが、
実はCOUZT CAFEとは全く違うお店として「share shop カタテマ」を2021年4月末にオープンしました。

 

share shop カタテマ(https://www.instagram.com/katatema.yanaka/

日々の生活や仕事、そのあいまを過ごせて、豊かさのヒントと出会えますように。
(複数人の店主でシェアしているSHOPです。現代美術品、加賀ゆびぬき、古本、ハーブティー、金継ぎ…)

場所:上野桜木あたり 3号棟2F奥の部屋(http://uenosakuragiatari.jp
80年以上も前に建てられた三軒家をよみがえらせ、複数のお店や工房を、みんなで使える路地や座敷でつないだ場所。

 

<カタテマ?>
「片手間になにかできる時間があって、片手間にしたことが豊かで楽しいって、大事だよね」
あるひとのそんな言葉を聞いて、そうそう、私だってコーツトや子育ての片手間でやろうとしているわけだし、
だからと言って適当にやろうなんて思ってないけど。でも、少し肩の力を抜けるお店がいいな…
片手間って日々の隙間でもあって、そういうところまで楽しめること色々できたら…。

「え?片手間?」と、その言葉にはあんまり良いイメージがないかもしれません。
その引っ掛かりがあの場所にあっているような気もしていて、
そのイメージをヨイショとひっくり返すパワーを持ち続けることが、エネルギーにもなりそう。
ここまで気になっているのはきっと好きなのでしょう「カタテマ」が…。

 

<シェアショップ?>
私(椿)がここでも裏方になり、5人の参加者が店主となりお店を営みます。
掃除やお店番はもちろん、何を売るか、SNSで何を伝えるか。
カッチリ決め事をしすぎず、話し合いや相談をしながら販売スペースまで決めていきます。
しっかりしたお店を1人で営むことも楽しくやりがいがありますが、この小さな隙間のような場所が心地よい場合もあるものです。
複数人で何かをすることは、面倒で難しいことばかりだと、昔は思い込んでいた私ですが、
それ以上に、助けられることや新しい動き、楽しいことも多いものだと、コーツトを営んで学びました。

それでは、ただいまの店主さんをご紹介します。
(いや本当に面白い方ばかりですので、買い物はもちろんして欲しいですが、ぜひ気軽にお話もしていってくださいね。)

暮kure(現代美術)
Instagram @kure_uenosakuragi

ゆびぬき堂(加賀ゆびぬき)
Instagram @yubinukido

ダーナ・アーユルティー(アーユルヴェーダのオーガニックハーブティー)
Instagram @danam_ayur_tea

書肆パラフィンカタテマ店(古本、珈琲)
Twitter @parafinkatatema

香箱(金継ぎ、骨董)
Instagram @ko_bako

 

 

<オープンするまで>
2020年12月頃
どんなお店にするか、ラフで考えます。
キチンと綺麗に並びすぎるよりも、部屋のように落ち着く感じがいいな。。。
最初は、作家さんが多くなるかなと「手仕事しながらお店番をする」そんなふわふわしたイメージでした。

 

2021年桜が咲く頃。
そうこうしているうちに、住居だった3号棟の改装が始まりました。
我らカタテマの部屋にも木枠を巡らせ…

床板を張って

少しずつ什器を入れ始めました〜
今回の什器は2・3月のうちに、生後6ヶ月の娘を連れて、幾つかの古家具屋さんを巡って決めました。

コーツトに通っていただいている皆様は、ハッとしたことでしょう。
そうなんです、コーツトで活躍していた、愛称「王様テーブル」!

実はそろそろコーツトでは大きすぎて扱いにくいかな、と思っていたこともあり……この度コーツトを卒業。
(高さや足元の感じから)元々陳列台として加工されたものだとも思っていたので、行くところに行ったな、と、納得しています。

コーツトでこのテーブルを囲み、自分の時間を過ごしたり、誰かとの時間を共有してくださった皆様。
ありがとうございました。
ふとその日のことを思い出したら、ぜひこのカタテマに寄ってみてくださいね。

搬入は一苦労!

 

 

2階から眺める、上野桜木あたり。
気持ち良い場所です。

 

ある月のお店番カレンダー。
気になる商品がある場合は、担当の店主さんがいるときがより詳しい話を聞くことができます。
店主さん全員とお話ししたことがあるあなたはカタテママスター!

 

ロゴマークは、イラストレーターKie Pinokoさんに作っていただきました。
椿をあしらってくれて、少し、ふふふ、な気分です。

 

 

子育てをしながらカフェを営み店頭に立つことにはちょっとした憧れがありました。
が、実際フタを開けてみるとそんなことぁ難しい。

寝ている時間が長い時期なんて、産まれてからたったの3ヶ月で終わりました。
よく映画で見る、乳母車に寝ている赤ちゃんの横でお店番とか、おんぶしながらお店に立つとか……出来たとしても、なんて一瞬なんでしょう!
コーツトでも、違うカタチの営業スタイルであれば、もう少しやり方はあったかもしれません。
が、今のコーツトの流れで子連れ出勤はなかなか難しく、結果、お店のことはスタッフに任せ、私は裏方へと回るようになりました。

とはいえ、お店に立たないのにお金が自分に入ってくるほど、儲けの出るカフェではありません。
なんなら、あれ、もしかして今月は赤字?というライン。

3ヶ月の子どもと過ごしながら、何か出来ること増やさなきゃなと考えている時期に、おしおりーぶ金森さんから新しい話をいただきました。
「上野桜木あたりの一室で、何かやらない?できれば、いろんな人が使って出入りできるような感じがいいなって思うんだけど。」
コーツト以外の場所で、自分は何ができるのだろう?という興味がむくむくと出てきました。
子育てしながら、新しい可能性を広げられるかもしれない。
興味があるなら、やらないよりはやって後悔。
何より、お誘いいただいたその”上野桜木あたり”は、それはもう素敵な場所。。。

やります!

数日は悩むふりをしましたが、心の中では最初から決まっていた気がします。

 

それでは、カタテマでも皆様のお越しをお待ちしております。
written by tsubaki