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Christmas market BOX 2023〜クリスマスマーケットBOX2023〜 ...2023/11/26...
「 Christmas market BOX 2023 」
11/27(月)〜予約受付スタート
12/9(土)〜店頭販売スタート
売り切れ次第終了(予約で終了することもございます。)
毎年恒例、オリジナルのクリスマスアイテム詰め合わせです。
数に限りがございますので、ご予約、取り置き、お待ちしております!
〔MAIL〕info@couzt.com
〔TEL〕03-5815-4660
〔公式LINE〕https://lin.ee/pstKFXV
※お名前、電話番号、BOXの数(赤緑のカラーはご指定いただけません)、受取予定日をお知らせください。お支払いはBOXお渡し時に頂戴いたします。
※メールや公式LINEの場合は、定休日をのぞいて2日以内に返信がない場合は電話にてお問い合わせください。
<冬の雪スコーン>
シュトーレンのように、洋酒漬けのMIXドライフルーツやスパイスを生地に混ぜ込み焼き上げて、その上から雪に見立てたアイシングを。
冬季限定の人気スコーンです。
<ホリデー・ビスコッティ>
カリカリとした食感の、硬めのイタリア菓子。
コーツトではいつも珈琲味のビスコッティですが、それとは異なる味わいをお楽しみください。
<オーガニック・ジンジャーグラノーラ>
珍しいグリーンバナナの粉を使用したグルテンフリーのグラノーラ。
冬限定でジンジャーとスパイスを効かせて仕込みます。
飾りにも使用しているシナモンも一緒に、ホットミルクを注ぎ入れて。
<ココナツとオートミールのサクサククッキー>
卵・乳製品不使用で、植物性の材料のみで作った優しいクッキーです。
コーツトの元スタッフ深田さんが仕込んでいた、ファンの多いクッキー。
レシピを引き継ぎ今回も登場です!
<クリスマス・マーケット・ジャム>
今ではコーツトのテイクアウトで欠かせない、コーツトシェフ宇田川のジャムブランド「ねこのくちづけ」から、X’masのフリーマーケットで飲みたいホットワインをイメージした限定の林檎ジャム。
このBOXに詰められるジャムは、ブランドが立ち上がる前から年々バージョンアップし続けているお楽しみの一品。
赤ワインやスパイス、ドライイチジクやレモンピールなどなどで仕立てています。
白カビのチーズと相性よし◎
<カカオキッスティー/茶葉>
紅茶とカカオシェルのブレンド。
カカオの豊かな香りを楽しみながら、ストレートも良し。香りにつられて甘めのミルクティーにするも良し、です。
去年から、スーパーフードと言われるカカオ豆のローストが一粒入っています。
茶葉をかき分けその一粒を探してみてください、そのままパクッと食べられます◎
*予告なく中身が変わる可能性があります。
*粉やドライフルーツ等々なるべくオーガニックのものを使用しています。
*オリジナルデザインのラッピングとメッセージカードを添えて。
*全て入って ¥2,850-(tax in) です。
Aoyoko solo exhibition「感情のレシピ」 ...2023/11/20...
Aoyoko solo exhibition
「感情のレシピ」
— RECIPE FOR EMOTIONS —
2023.12.1 fri – 12.26 tue
心に宿るさまざまな感情にインスパイアされた
モチーフで飾られたデザートたち。
人間の感情んお多彩さを感じ、共感し、洞察する
楽しいひとときをお過ごしください。
[ Aoyoko ]
lit link https://lit.link/AoyokoPalette
「COUZT?」-コーツト本ができました ...2023/11/08...
『COUZT?』
上製本 / ファブリック表紙 / 168P ¥4,400-(ドリンクチケットになる栞付)
印刷・製本 藤原印刷株式会社
※11月の完成記念展示が終わり次第、オンラインでの販売をスタートいたします。
これまで発行されたフリーペーパーCOUZT SHINBUNのアーカイブをベースに、
COUZTのこれまでの歩みや、COUZTに集う人たちのさまざまな想いをまとめました。
photograph & book design 柴崎まどか
text & edit 藤間紗花
edit 布留川マキ
drawing naya
illustration 椿ひとみ
[ 目次 ]
Introduction What is COUZT?
vol.1 6周年を迎えて
オーナー・椿ひとみが振り返る、COUZTのこれまで
カフェの家具はどこから来たの?
vol.2 へび道のとなり、名もない通りのご紹介
キッテ通りの店主たち
キッテ通りからのお便り
COUZT CAFE × ひるねこBOOKS
vol.3 生活にCAFEという風味付け 覗きたくなるイベントと展示
連れて帰りたくなるテイクアウトアイテム
vol.4 彩りをもたらしたCOUZTプレート
キッチンスタッフ・宇田川恵美とCOUZTごはん
COUZTスタッフ、ご紹介します
店長・宮田あゆみと、コーヒーの歩み。 COUZT 卒業生は今!?
COUZTスタッフコラム
vol.5 グッとくる!お客様
火曜日昼過ぎ、「きく暇」で会いましょう。
まちのひとたち
vol.6-7 Face-to-Face Relationship
COUZTのメニューを支える人々
タルマーリーのTAPビール!
Lastly あなたにとって、COUZTって?
お客様にとってのCOUZT
オーナー・椿ひとみにとってのCOUZT
あとがき
[ 裏表紙の四角枠について ]
この本のテーマは“アルバム”です。
本の裏表紙の四角は写真を貼るスペースになっていますので、あなたの思い出をお貼りください。
例えば、コーツトで食べたスイーツの写真、
誰かとの記念写真、
谷中を散策して見つけたお気に入り、
あの頃の子どもが描いた絵……。
あなたの思い出を貼り、アルバムとして綴じられますように。
※11/10頃〜柴崎まどかのコーツトステッカーも販売いたします
居場所というのは、あちこちに、どこにでもある。
COUZTもそのひとつで、そしてたまたま運よく10年ちょっと続けることができているカフェです。
そんななか、柴崎まどかさんと藤間紗花さんの「本に残してみませんか」という、わくわくするお言葉をいただきました。
今の生活では本との付き合いはあまり濃くはないけれど、子供時代は毎日のように図書室へ行き、下校中に歩きながら本を開き、クリスマスプレゼントには本をお願いし、電気を消した暗い自室で母にバレないよう遅くまでページをめくるくらいには、本が大好きでした。
その本づくりに携われるなんてありがたい。
しかもそれが、COUZTの、だなんて!
そんな話、なかなかないでしょう。
ただ、本にも書いてある通り、COUZTって何なのか、私自身がわかっていませんでした。
本を作ってくれることになっても、どう伝えたら良いかわからず、どんな見せ方になるのかハラハラもしていました。
普段からも、正解かわからないお店づくりを試行錯誤しているなか、いつもお客様の過ごす様子から、自分がつくってきた空間をようやくより味わうことができています。
(いま考えると、お客様が過ごしていただくことでCOUZTという空間が仕上がっていると感じていた気がします。)
(これは、かっちり空間を作られているお店とは異なりますね。)
それで良いかな、と思っている自分もいました。
つい言葉にしなくちゃと縛られて頭を悩ませることもありますが、それを絶対にする必要は実はないのではと。
そんな甘えた考えを持っていた私を他所に、編集チームが組まれ、様々な視点のCOUZTが集まっていく。
(道中、あまりのボリュームにバランスを崩してしまった私たちは本当に大変な事態になってしまい、ご迷惑をおかけした方々には頭が上がりません。足を向けて寝れません。。。)
本のベースとなっているCOUZT SHINBUNの発行は、手に取れるアイテムの重さや質感などが何にも変え難くて始めました。
発信をしたいという気持ちよりも、当たり前に表現をし続けたい、
私だけではなくスタッフやお客様も巻き込んで、表現の場づくりをしたいという試みもあったかもしれません。
まさかこんなかたちに残すことができるなんて。
この本を部屋に置いたとき、本棚に並べたとき、
空間にも、そこで過ごすあなたの心のなかにも、少しでも厚みをもたらすことができましたら本望です。
COUZT CAFE
椿ひとみ
こちらは書き下ろし、店長宮田のインタビューページ
photo by Madoka Shibazaki
(一部を除き)
イベント参加「NyumNyum2023 うたかたのお茶会」@ひるねこBOOKS ...2023/11/05...
NyumNyum2023
「うたかたのお茶会」
@ひるねこBOOKS
2023 12/1 金 – 12/14 木
それはまるで泡のような時間。空間。食感
……しばらく前に見たはずの、あの夢は思い出した?
手にした案内状は無くさないように。
さぁ、ようこそ!半月かぎりの甘い夢へ
小泉さよ、西藤燦、やまぐちまりこ
×
ねこのくちづけ、COUZT CAFE、Yuzu to Tsuki
「美味しい物も楽しい時間も泡沫(うたかた)のように消え去ってしまう」
そんな一瞬だけど記憶に残る“お茶会”をテーマに、三人の作家と三店舗の職人がコラボレーションします。
作家は前回と同じこの三人。
作品の色が違うからこそ、それぞれの「お茶会」を豊かに表現します。
◆小泉さよ(@sayokoizumi)
◆西藤燦(@saito3sun)
◆やまぐちまりこ(@mariko_y_ehon)
美味しいものの提供は下記の三店舗。
いずれも美味しく、根強いファンの多い実力派の飲食店です。
◇ジャム、シロップ ねこのくちづけ(@neko_no_kuchidzuke)
◇お茶、珈琲 COUZT CAFE(@couzt)
◇焼き菓子 Yuzu to Tsuki(@Yuzu_to_Tsuki)
壁一面に作品が並ぶ美しい空間のなか、作品をラベルにしたお菓子やお茶が並びます。
そして今回、お店の垣根を超えたスペシャルコラボも企画していますので、お楽しみに!
目にも口にも美味しい夢のような展示です。
年末のお忙しい中と思いますが、是非遊びにいらしてくださいね。
(店内での飲食はできませんので、ご注意ください)
*****
今回のNyum Nyum展は「お茶会」がテーマですが、残念ながら店内での飲食はできません。そこで皆さまにお願いがあります。
持ち帰った美味しいものや作品たちとのお茶会の様子を、SNSで教えてもらえませんか?
可能な方は「#ニャムニャム2023 」のハッシュタグを付けてSNSに写真や文章を投稿してください。どんな風に楽しんだのか、是非私たちに教えてください。
特にプレゼントなどは無いのですが、スタッフ全員喜びます。
厚かましいお願いですが、どうぞよろしくお願い致します!
*****
コーツト本完成記念展 naya×柴崎まどか「ではまた、あの窓辺で」 ...2023/10/28...
コーツト本完成記念展
「 ではまた、あの窓辺で 」
Exhibition by naya × Madoka Shibazaki
2023 11 02 thu – 28 tue
呼ばれてないのに、導かれる。
待ち合わせてないのに、また会える。
さまざまな人生が重なったり、すれちがったりする場所。
広島・大崎上島を拠点として活動するアートユニット・nayaと、
東京を中心に活動するフォトグラファー・柴崎まどか。
約800kmの距離を越えて、COUZTを通じて出会った彼らが、いとおしい時間を紡ぎます。
ふと思い出す、あの味、あの音、あの物語。
今度会えたら、きっと話そう。何気ない、とるに足らない、たわいもないこと。
ではまた、光あふれるあの窓辺で。
11/2発売のコーツト本『COUZT?』にあわせて、完成記念展を開催いたします。
本制作の発起人で、写真とデザインを手がけた柴崎まどかさんと、
あるご縁から繋がり本の見開きドローイングをお願いするに至ったnayaのおふたりの、合同展。
コーツト本から得た各自のテーマ(nayaさんは「蝶道」、柴崎まどかさんは「過ごしてきた時間」)で作品を流れるように展示し、2人がコーツト本で出会ったように、最後は小上がりの作品で重なり合います。
nayaさんのワードツリーにはコーツト本から拾ってきた言葉もあり、展示されている絵には、ワードツリーから浮かんでくる物語のそれぞれのモチーフが使われています。
「あ、この絵はもしかしたらこの“言葉”に近いかも」
ことばと絵がリンクする、その思考の道も、蝶道に近いのかもしれません。
雨粒のように書かれている窓の言葉は、ライター・編集者である藤間紗花が紡いだもの。
皆様もぜひお楽しみください。
[ naya ]
広島・大崎上島を中心に活動するアートユニット。
2人で対話をするように、作品づくりをしている。
活動拠点である大崎上島では、観光案内所内のディレクションやデザインも手がけた。https://www.instagram.com/naya_po
[ 柴崎まどか ]
2015年に写真家として独立し、数々の映画スチールを手掛ける他、雑誌、広告、カタログ、アーティスト写真など幅広く活動中。
https://www.shibazakimadoka.com
展示についてオンラインミーティングをした際の、COUZTのこと、島とCOUZTの繋がり、一緒に展示をすることの意義……話を繰り広げていく様はとても興味深い時間。
お2組とも、全力で向き合ってくれました。
また、展示タイトルに至るまで、お店の働き手である私やスタッフではない皆様が形作ってくれていること、素晴らしい経験をさせていただきました。
ここからは、柴崎まどかさんとnayaさん、それぞれCOUZTとの出会いをご紹介したいと思います。
[ 柴崎まどかさん との出会い ]
COUZTも私もまだまだ駆け出したばかりの頃、アルバイトに応募してくれたのが藤間さんでした。
(今は“柴崎まどか”で活動していますが、当時は藤間さん。)
まだ名もない通りが薄暗くなってきたなか(そういえば、街灯もなかったかも)、窓側の席で面接をした覚えがあります。
10年近く前、なんとお互い20代前半と半ば。
美味しいものが好きで、愛情深くて、思ったことを伝えることができる、憎めない藤間さん。
自身の仕事が忙しくなりCOUZTを卒業しましたが、
みるみるとフォトグラファーとして力をつけ、今では遠い存在になったな〜と、私からは眩しいほどに立派な“柴崎まどか”です。
彼女の写真……人物も、人の気配がする景色も、家具を設えた部屋にも、いつも懐かしさと似ている愛情が感じられます。
彼女のさらりとした気質と、相手を素直に尊重できる性格によって、写真の一瞬に込められているのかもしれません。
正直なところ私は、美術館等に寄って写真作品にそこまで感動した覚えがない人間なのですが、柴崎さんの写真には、なんでこんな風に撮れるのだろうと、フォトグラファーの偉大さを教えてもらいました。
(また、「文章が苦手」と言う彼女の、それでも向き合って生み出す文章も、実は大好きです。)
2020年に発行された、愛猫と部屋の写真集も秀逸です。
猫と部屋の写真集『Kissa ja huone』
ただの猫本と思うなかれ……空間のなかに増えたり減ったり作ったり、そして引越したり。
ただそこに佇み過ごす猫と、姿は見えないけれどあれこれしている人間(まどちゃん)も見えてきます。
COUZTでも取り扱っていますので、ぜひ展示と合わせてご覧ください。
COUZTのフリーペーパーに“新聞”というかたちはどうでしょう、と提案してくれたのも彼女。
今回「本を作りませんか?」と持ちかけてくれたのも、彼女。
最初から最後まで、感謝ばかりです。。。
ものづくりに対して「良い、やりたい」というむくむく出てくる無限の気持ちと行動。
この本制作の2年間、大変な刺激を受けさせていただきました。
でも、まどちゃん!
体には本当に気をつけてくださいね。
(途中から勢い余って愛称呼び失礼いたしました。)
[ nayaさん との出会い ]
2019年12月、nayaのおふたりが東京を訪れました。
たまたま訪れた谷根千で、たまたま入ったカフェがCOUZTだったそうです。
すると、彼らが普段活動拠点にしている大崎上島で何度も会っているエリーさん(島にいるときは観光案内所の常連さん)に偶然会いました。
「ここ、僕のリビングなんですよ」
というエリーさんと、そのまま谷中を散歩ツアー。
その時、谷中という町、COUZTのあるキッテ通り、人との距離が近い感じ、古いものが残っている感じなど、雰囲気が島と似ているなぁと感じたそうです。
数年後、2歳になったばかりの子と一緒に、今度は私が島を訪ねました。
台風接近のため、滞在時間は3時間程度。
約束もしていなかったのに、nayaのおふたりは車で島を一周し案内をしてくれて、海の砂浜で子と一緒に遊んでもくれたのです。
nayaの活動のことやものづくりに対しての話も、色々と聞くことができました。
島の豊かさや歴史に触れて、充実できたこともありがたいですが、
お二人の観光案内所としての仕事ぶりや、nayaの活動で行っている表現だとかに、感銘して帰ってきました。
その後、コーツト本を進めていく中で見開き絵を誰に依頼するか考えたとき、彼らのことをふと思い出しました。
コロナや出産、スタッフの卒業などから、この2・3年はバタバタしてしまっているCOUZTに、新しい風を吹かせたいと思ったことを覚えています。
島の豊かさ穏やかさとnayaのおふたりの、風を。
※nayaのおふたりは大崎上島の観光案内所でお仕事をされています。その観光案内所も素晴らしいのでぜひ立ち寄ってみてください。
こちら大崎上島 風待ちの案内所 https://osakikamijima-navi.jp/guide
[ にんぎょう について ]
にんぎょう ¥8,000
nayaさんお手製の、“にんぎょう”たち。
一体ごとに表情も、纏っているものも、存在感も違います。
精霊のような不思議な佇まい、たまりません。
葉っぱの裏を覗いたら出会えそうな子、屋根裏にいそうな子、明るい陽が差し込む窓辺にいそうな子……ぜひ、気になる子とじっと見つめ合ってみてください。
そっと見守るのも良いかもしれませんね。
いらなくなった紙をミキサーにかけ粘土のようにし、表面は漆喰で仕上げるそうです。
少々欠けやすいということで、もし欠けた場合は、nayaさんの活動拠点である広島の大崎上島へ持っていくと直してくれるとのこと。(!)
その際には、フェリーで島入り、穏やかな海と山の重なりを満喫してくださいね。
観光案内所へ寄るのも忘れずに!
夏も最高だと思いますが、冬には、島から溢れ出そうなぐらいの柑橘が実ります。
COUZT CAFE
椿ひとみ
photo by Madoka Shibazaki
(一部を除き)