2018年、明けましておめでとうございます。 ...2018/01/06...


年末年始は例年よりたっぷりお休みをいただき、いよいよ本日から通常営業が始まります。

 

人のいないコーツト店内に向かっても、
年末は「今年もありがとうございました。お世話になりました。」と。
年始は「明けましておめでとうございます。今年もよろしく。」と、声に出します。

昨日の金曜は仕込みのために宇田川とお店へ。
数日ぶりにガチャリと鍵を開けて、中へ入ります。
毎日営業していると、次の日の朝も割と暖かい店内。
数日お休みすると、部屋の壁まで寒さで冷え切って、外と変わらない温度でヒンヤリと冷えています。
年始の挨拶を済ませ、明かりをつけて、掃除をして、暖房をいれる。
“物”たちはいつものところにピタリと収まっていて、去年と同じような様子です。
でも、
年末の大掃除後の、ちょっと綺麗だったり、ちょっとスッキリしていたり、その細やかな違いが気持ちの良い年始です。
オーブンに火が入り、コンロの上の鍋がゴトゴト、そのうち最初のお客様がご来店して、だんだんと温まり始めていく店内。
お店が目を覚ますかのようです。

 

今年もこっそり?、上記イラストの年賀ポストカードを配布しています。
趣味のような感じで毎年続けているのですが、
これを作るたびに、学生の頃の自分の好きだったことなども思い出し、その続きが今から始められるようなワクワクした感覚になるので、好きな行事です。
もし興味がある方がいましたら、スタッフまでお声がけください。
なくなり次第、配布を終了いたします。
(イラストモデル:親戚のお家に2017年やってきた、豆柴のオコゲ)

 

2017年について。
ここ数年間、家具などの什器”見える部分”に変化が多かったコーツト。
2017年はそれを枠として、より中身に手をつけ始めた1年でした。
コーツトプレートが定着し、珈琲豆が3種に増え、細々としたところを改善・調整などなどなど。
自分たちがワクワクする、作ってみたい、そういう気持ちからスタートし、
お客様にも楽しんでもらう、美味しいと思ってもらう、
さらに、それらを前提に、体に優しいものを提供し、安心して生活の一部にしてもらう。
まだまだ改善の余地ありですが、
適宜情報が更新される世の中なので、これからもずっと学び続け、選択していきたい。
私たちを信頼してくれる方々に対して、
私たちも信頼している原材料等々へともっともっと、向かっていかなければなりません。
作りたいものによって原材料も変わりますが、「これを選んでいる」という意識をもてるように。

2018年。
なんだかんだ2017年もガラスショーケースに本棚2つ新しく仲間入りと、什器が増えています。
3年以上続けてきた店内整理は、本当の本当にいよいよ大詰めです。
春までには、また少しスッキリ?する予定。

本年は、今まで行ってきたことをしっかりと土台に固めてブラッシュアップ。
新しいことを〜というよりは、同じことを繰り返し、安定感を強めることが目標です。

 

*ひるねこBOOKSさんがあること
*近隣のお店の方と繋がれたこと
*”谷中キッテ通り”という愛称がついたこと
*インスタを始めたこと
*コーツトの芯に宇田川が加わったこと
*本の表紙にしてもらえたこと
*街の人たちに受け入れてくれる方々が増えたこと
平日の客数がゼロな日もあった昔から、何が今のコーツトに繋がっているか明確にはわかりません。
(経営者としては、この発言アウト!と言われそうですが…。)
何もかもが小さく影響しあって、この形になっているのだと思います。

少しずつお客様のご利用が多くなり、気にしてくださるかたも増え、嬉しさとありがたさを沁みるほどに感じています。
“ああ、あの方がまた来てくれている、何かが気に入ってくれているんだ。嬉しいなぁ。頑張ろう。もっともっと頑張ろう!”
直接何も言われなくても、再び足を運んでいただけることが、何よりも、何かが気に入って選んでくれた証。
それを信じて、私たちも言葉にせずに(言葉にすることもありますが)お店へと反映していきます。
私は、お礼の言葉だけではもう返せないほど頂いている方々に対して、やはり、良いお店を作り続けることが一番だと、今年も努めて参ります。

 

また、大事なスタッフたちに感謝を、各々の経験・知識・人柄・空気感等々に尊重を。
今年もきっと、またスタッフ募集をかけることがあると思いますが、互いにプラスとなる関係で仕事ができますように。

ただただ追われていた毎日から、
少しホッとする時間や、やってみたいことに手をつける余裕がようやく出てきました。
今年もこの自由な空間を楽しみたいと思います。
個人的な目標は、お酒はお水とともに。リズムある湯船生活。たまには勇気。

本年も引き続きお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。
COUZT CAFE 代表 椿ひとみ