生花・思い出をこれからの記憶に ...2020/03/12...
つくり手のおふたりから –
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「2019年10月、台風19号で大王松が倒れました。
私たちには思い入れのあるこの松を、なんとか記憶に残したくて、年に一度開かれる3月の花展を目指して、作品づくりははじまりました。」
「日々、変わってゆく姿を見ながら、一喜一憂の日々。
様々な思いを胸にあれから5ヶ月…。
私たちと花との、今しか出会えない姿を作品にすることができました。」
「今回、展示する予定だった花展が中止になった時、思いがけず声をかけていただき、この場をお借りできました事、心よりお礼申し上げます。
皆様との一期一会の出会いに感謝をこめて。」
思いもよらない台風、
思いもよらないウィルス、
思いもよらないエトセトラ。
思いもよらないことは当たり前のように起こり、なのに私は毎回なかなか受け止めきれずにいます。
全てに思いを馳せることは難しいけれど、自分の生き方や考え方への糧へとなりたい。
ひとが何かに思いを馳せることは、大事なことを忘れないようにそっと優しく支える力がある。
その力がたくさんになり、これからへと繋がって欲しい……大きなことを計画できない口ばかりの気持ちです。
コーツトのオーディオや本棚をまるで額縁にして、堂々と現れた今回の作品。
思いもよらないことが続く日常、
その中でも次の 力 のもとになりますように。
展示期間は日々少しずつ変わっていく松の状態により決まります。
良ければ珈琲片手に思いを馳せてみてください。
感想ノートもありますので、一筆ぜひ。
コーツトカフェ椿