dubhe mini exhibition -日々を彩る博物図版– ...2022/06/23...

こんにちは、宇田川です。
この度、dubheさんの展示会をコーツトカフェで展開いただけることになりました。
dubheさんとの出会いは、2020年の1月、コーツトのご近所・ウサギノネドコ東京店さんに立ち寄った時に、そこでお取り扱いのあったdubheさんの植物や昆虫の図版の美しさに魅了されたことです。その時は卵の図版を買い求めました。すん、と静かな構図で、壁にそのまま貼っていても様になり、壁を彩る、ということに目覚めたのはこの時からです。
その後、dubheさんのSNSもフォローさせていただく一方的なファンだったのですが、ある時、 dubheさんが美しい柑橘の図版を投稿され、「これはジャム屋をやっているわたしが入手しないでどうする、直接コンタクトを取るしかない!」と鼻息の荒いダイレクトメールを送ったことから、繋がりを持つことができました。
その時に購入した図版は、昨年6月にひるねこBOOKSさんで開催された【nyumnyum展】で、たくさんのお客様に見ていただけたかと思います。
dubheさんがお取り扱いになる、ご自身の見識に裏打ちされた魅力ある博物図版は、ジャンルも多岐にわたりますので、会期中にお見えになるお客様の嗜好や感覚にフィットするものがきっとあると思います。コーツトからは、果物や昆虫、珈琲といった、海よりは土の気配を感じるものをセレクトいただきたいとリクエストしております。dubheさんのセレクトによる図版で彩られたコーツトカフェの空間美が体験いただけるかと思います。どうぞ、どうぞお楽しみになさってください。
(いちばん楽しみにしているü)

dubhe mini exhibition -日々を彩る博物図版–
2022.07.01(金) 〜 08.30(火)
このたび、5年ぶりの展示会を開催します。
みずみずしい果実や、動き出しそうな様々な動物たち。天空の星々。これらの17世紀から20世紀にかけて描かれた博物図版を、元来の図譜などの書物の中から解き出し、日々の暮らしを彩る絵画として楽しむ事を提案します。
展示品の販売は行いませんが、去年より製作を始めた様々な博物図版ポストカードや、果物や野菜、植物の古い図版の販売を予定しています。
なお、会場はカフェ・喫茶店のため、ご来場の際はワンオーダーをお願いします。
そして、展示物の観覧には他のお客様と譲り合いの気持ちを忘れずに。遠くからも観られるとても大きな図版も用意しています。
dubhe / ドゥーベ
販売処 https://dubhe.thebase.in
Instagram twitter Facebook

yu-yarn 保倉友子 2022 summer シャツ展 ...2022/05/16...

yu-yarn 保倉友子
2022 summer シャツ展
日々の瞬間を切り取って操る様に、
生地の断片を集めて、重ねたり、接いだりして
縫い上げたシャツをはじめ、
変わりデザインのシャツや、軽く羽織れるシャツなどを、
受注販売いたします。
受注会 :
5月27日(金)12:00-20:00
28、29日(土日)12:00-18:00
デザイナー本人とご相談の上ご注文いただけます。
ご予約時間に、優先的にお話を伺います。
↓こちらよりご予約ください。

展示:5月20日〜29日(カフェ内展示)
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本年もonline store [https://yu-yarn.stores.jp]
でも同時開催する準備をしております。
会場へお越しいただくのが難しい方、是非ご利用ください。
*今までに開催された、コーツトでの保倉友子展示 & 受注会
2015年 羊のまきもの展(レポート)
2016年 シャツ展 2016 Summer
2016年 羊の着るもの展 2016 Winter
2017年 シャツ展 2017 Summer
2017年 羊展 2017 Winter「うつろう色彩」
2018年 シャツ展 保倉友子 / 2018 Summer
2018年 羊展 2018 Winter「ミルククラウン」
2019年 羊展 2019 Winter「EMOTIONAL SWINGS – 胸の振り子 –」
2020年 羊展 2020 Winter「交交 — こもごも」
2021年 羊展 2021 Winter「流景 — りゅうけい」
保倉友子
HP http://yu-yarn.jp/?page_id=6
Instagram https://www.instagram.com/molamolamanbow/
2022年・GW中の営業について ...2022/04/22...
GW期間4/29(金)〜5/8(日)
open 12:00
close 18:00
◎5/4・5(水木)は祝日ですがお休みです
◎5/6の金曜のみ14:00〜20:00(FOODは17:00〜)
このシーズンは地域柄混み合う時期ではありますが、私たちは変わらず回転重視はしていません。
(あんまり早く回転してしまうと、追いつきません〜!)
今年の根津神社のつつじも、美しく咲いています。
眺めた花を珈琲に写して楽しむような自分のための時間、
花が咲くほど誰かと語り合える時間を過ごしていただけますように。
まだまだ新体制移行中でわたわたしている私たちですが、このGWを超えてぐぐっと安定できるように計画しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
COUZT CAFE ツバキ
岡田しほ個展「Modern Japonisme -アンダンテ編-」 ...2022/03/21...
アンダンテのテンポで(散歩のようにゆったりとしたペースで)日々を過ごしていれば、
心の眼を通して、眼前に彩りのある光景が立ち上がってくるかもしれない。
私たちは歩こうと思えば歩けるのだ、アンダンテの速さで。
岡田しほ個展
「Modern Japonisme -アンダンテ編-」
2022.4.1(金)~12(火)
///// 展示に寄せて /////
私は生きることへの、命への希求を原動力に、自分の内面を潜って「ほんとうのこと」を探しながら、創作をしています。また、古典文学、小説、芸術、哲学、歌、旅先で出会ったものなど、これまで出会って心に響いたものをモチーフにしています。
作品が、創作活動自体が、誰かの心に寄り添うことになったら幸いです。
岡田しほ / Instagram
///// Modern Japonisme /////
Modern Japonismeとは作者による造語であり、今後提唱していきたい芸術運動及び思想です。
19世紀後半、フランスを中心に日本趣味(Japonisme、ジャポニスム)が流行しました。
その流行を現代(Modern)に再び、ということはどういうことか。
現代の日本において、日本的情緒が失われていると感じることが多く、そのために日本的情緒を思い出してほしい、またそのことによって、他者を感じることに繋がってほしいという想いがあります。
「日本人」というラインを引いて他者を排除するのではなく、そこに宿る固有の美を感じ、認め合うことによって私たちは他者に通じることができるのではないでしょうか。
作品群は必ずしも伝統的な日本のモチーフや色彩、あるいはタッチで描かれたものではありませんが、なんとなく、どこかに日本的情緒を感じ(ところでこの日本的情緒という語は、数学者 岡潔の言葉を借りれば「すみれの花を見て、ゆかしと思う心」を指します)、
もちろんこの思想も作品群も、日本人にだけ向けられたものという訳ではありません。すべての人に開かれています。
一方でこの思想は、不十分で未完成なものでもあります。それは、鑑賞者とともに形を変え、
生き物のように流動的なものであってほしいという思いも映しています。
そしていつか、Modern Japonismeというフレーズを唱える必要がなくなることを願っています。
お知らせ:4月からフードを減らしメニューリニューアルいたします ...2022/03/08...
フードを減らしメニューリニューアルいたします。
“カフェレストラン”ではなく、より”カフェ”へ。
コーツトOPENから干支が一周するほど月日が流れ、それだけの間には、スタッフの人生にも様々ありました。
私も出産から子育てという大きな節目と向き合っています。
この度、シェフ宇田川も、人生のステップを踏むべくコーツトの第一線から退くことになりました。
宇田川の前向きな次のステップへの決心をきっかけに、コーツトとしても、長く続けられる仕組みと体制を再構築いたします。
ひとつ。
フードメニューをぐっと減らし、”カフェレストラン”ではなく、もっと”カフェ・喫茶”へ。
狭いキッチンでたくさんのフードをご提供してきましたが、もともと、いつかこれは減らすべきだと考えていました。
(今あるメニューは人気なものばかり……今回なくなるフードメニューはたまに召し上がっていただけるようにもしますので、ぜひその時にお楽しみください。)
ふたつ。
なるべく自家製にこだわってここまできましたが、一度そのこだわりを手離すことにしました。
とはいえ、大量生産に頼るのではなく、
今まで選んできた珈琲やお茶、クラフトビール、牛乳のように、
信頼のおける方々のスイーツをコーツトでもご提供できるかたちを考えています。
大事につくられたもの・体に良いもの・なるべく自然なもの・技術ある美味しいものを……。
実は、OPENから掲げていた”自家製”というこだわりによって、バランスが難しくなっていた部分があります。
手放すことはマイナスではなく、コーツトの今の特徴を活かすことができるので、より好転できると信じています。
(自家製のものを止める訳ではないので、そちらのメニューも引き続きご愛顧よろしくお願いいたします!)
みっつ。
コーツトの珈琲を中心としたドリンクの、スタッフ全員スキルアップを目指します。
去年末に店長となった宮田は、焙煎所のハニービーンズさんで珈琲の研修をしています。
カフェ・喫茶店でのドリンクは、生きるために必要な食事とは異なる嗜好品ですが、その人の”その時”に寄り添う大事なアイテム。
こちらは見た目にはハッキリわからない部分ですが、”あの飲み物で一息したいな”と、ふとした瞬間に思い描かれる存在になれたら、カフェとしてこれ以上に嬉しいことはありません。
(宮田が考えるブレンド珈琲「宮田ブレンド(仮)」も新たにメニューに加わる予定!)
上記に留まらず……まだまだ”やりたいこと”が尽きません。
これがある限り、
また、コーツトを好きでいてくれるスタッフとお客様がいる限り。
引き続きお付き合いよろしくお願いいたします。
4月以降、営業時間はほとんど変わりませんが、大幅に変更される予定のメニュー詳細は今月中にお知らせいたします。
かなり個性的な宇田川に対し、コーツトオーナーとしてどうやって彼女を、指導というか、ポイントを伝えていくか悩んだ時期も短くありませんが、
人と働くことにずっと抵抗があった私の概念をひっくり返してくれた信頼のおける働きぶり、
その個性があるからこその感性と表現力には、心から感謝しています。
さらに宇田川は、私が出産のため完全に抜けた状態のキッチンをずっと1人でこなし、実務や責任、膨大な負担を背負っていました。
そうならないような体制にしようと動いていたところにコロナ感染症が始まってしまい、今日まで整えられずに続いています。
こういう状態はどちらにせよ長くは続きません。
今回の宇田川の決心は、結果、コーツトとして良い未来へ向かうことでしょう。
これからも良きスタッフ、仲間としてコーツトを一緒に支えてもらえたらと思います。
4・5月頃から宇田川は、営業時間外の仕込が中心となり営業中はお店に立ちません。
コーツトの色々は仕事として、ねこのくちづけは自分の事業として、続けていく予定です。
(たまにはホールとかいかが?と約10年前の懐かしい姿を見たい私は提案中…ホールもね、かっこいいんですよ。色気というか、空気感があって。)
宇田川がメインでキッチンに立つのは3月いっぱいまで。
何年も一緒に走りコーツトを支えてくれた彼女がキッチンに立つ姿を、味わいに、良ければお立ち寄りください。
COUZT CAFE 椿ひとみ