COUZT SHINBUN vol.6&7「It makes me.」 ...2021/09/07...
COUZT SHINBUN vol.6&7
「 It makes me. 」
たべもの のみもの よりどころ
去年はお休みしてしまったCOUZT SHINBUN。
今年は2年分ということでページ増量でお届けです!
喫茶店で広げる新聞のように、カフェでSHINBUNを広げてお楽しみください。
2020年から、果たして脅威なのはウィルスなのか、人間なのか、わからなくなってしまいそうになる日々を過ごし、それは今も続いています。
なんとなく生きて過ごせているけど、じわじわと何かが歩み寄っているような怖さも感じます。
慣れてきた部分もあるなかで、多くの人がこの事態に直面して様々なことを考えたはずです。
私視点ではありますが、私も思うところはありました。
常々どこかで思っていたけれど、真剣には向き合い切れていなかったこと。
私が願うのは、
自分の体をつくるものを、ちゃんと考え選べるようになること。
食べるもの、飲むもの、それだけでなく、心を寄せる物や場所。
何に時間を使って、何にお金を使って、何を大事にするのか。
スカスカしたものじゃあ本当には満たされません。
私たちが本当に大事にしたいことはなんなのか?
(オーガニックが良い、ということを言いたいわけではありません。)
<2-3p Face-to-face relationship>
私自身も、コーツトも、まだまだ選びきれていませんが、
まずは、ここまでコーツトとお付き合いいただいている業者さんたちをご紹介いたします。
選ぶことは、信頼することに近いです。
私たちが業者さんたちを信頼し、
コーツトを信頼してくださるお客様へそれをお届けできるように。
目には見えない信頼関係を、言葉にしなくても築いていけますように。
現実に立ちはだかるのは、お金のこと、お店を継続するための発注や納品などの仕事量のこと、そして「良い生産者さん」が増えているなかどなたをどう信頼するのか、働き手の労働環境……
これからもひとつひとつ、自分たちがすること選ぶことが、胸をはってできることなのか。
小さな小さなカフェですが、ゆっくりと進めていきます。
<4-5P 谷中キッテ通りからのお便り>
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
キッテ通りの愉快な?店々は元気ですよー!
<6-7P 柴崎写真館>
柴崎まどかさんのカメラマンとしての活躍が眩しい今日この頃……。
今年もSHINBUNデザインお世話になりました。
いつもありがとうございます!
<8P まちのひとたち>
今回はスペース増量でお届け!
どの方もとっっっっても良いです、素敵です。
「作品」ってなんでしょう、アートってなんでしょう、心を打つって…なんでしょう。
お金をもらった時点でプロ、という言葉もあって、お金の存在が重要なのもわかりますが、表現はお金やプロなど関係ない縛られないものなんですね。
<9p 樋口亜弥 drawing new package>
テイクアウトの茶葉のリニューアルパッケージのドローイングを樋口亜弥さんに依頼。
8月の展示では大変お世話になりました!
素敵な作品が並ぶ展示会になり、清々しい空気を味わえました。
<10-11P STAFF COLUMN>
恒例!各スタッフの色々です。
こんな人が働いているんだなぁと、お楽しみください。
現在1歳の娘に親バカの私ですが、スタッフに対してもオーナーバカです。
<12p まちのひとたち -出版編->
たまに見かけるあの人、こんな本出してますよ〜
コーツト本棚にない場合は、椿が持っていますのでお貸しします。
いつも以上に読み応えたっぷりです。
もし遠出を控えている方がいましたら、ご自宅にCOUZT SHINBUNお届けいたします。
COUZTごっこ(https://couzt.stores.jp)にて無料で購入できます。
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COUZT SHINBUN vol.1「6周年!」
http://www.couzt.com/archives/4385
初めてのSHINBUN発行、コーツトカフェOPEN6周年の記念も兼ねて、でした。
メインページはコーツトカフェに様々なテーブルやカウンターを新しく導入したご報告。
店内の模様替えが頻繁に行われ、日々お客様を驚かせてしまった時期です。
(2015.9 / フルカラー / 8P / 1,000部)
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COUZT SHINBUN vol.2「へび道のとなり、の」
http://www.couzt.com/archives/5712
毎年発行できるかどうか、まだトライしている面持ちの2号目です。
メインページはコーツトがある通り………全長550mの”名前のない通り”のご紹介を掲載しています。
何よりも各店舗の方々と繋がれる良い機会となりました。
(2016.10 / フルカラー / 8P / 1,500部)
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COUZT SHINBUN vol.3「CAFEという風味付け」
http://www.couzt.com/archives/6665
カフェという空間の面白いところはたくさんあって、その自由さをどう使うかはそのお店の人々次第です。
コーツトでは、”いつものカフェ”を壊しすぎないように、”定休日”でのイベントが定着しています。
東京 珈琲 谷中 食事 コーツト 時間 カフェの日常 継続 、そしてイベントが開催、、、織物のように織り込まれた環境・関係が、静かに濃く豊かになっていきます。
継続は力なりと言いますが、この継続という時間軸が織物でいう縦糸になっていて、続けることでしか織ることのできない複雑さがあるんだなぁと。
9月で8周年を迎えたコーツトカフェで、ひたすら実感する毎日です。
(2017.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)
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COUZT SHINBUN vol.4「カフェごはん」
http://www.couzt.com/archives/7725
一緒に走る仲間、宇田川がキッチンに入るようになり、最初は試行錯誤していたところから、どんどん頭角あわらしたタイミング。彼女のおかげでコーツトの基盤が安定し、自転車を2人で漕いでる感覚に。
誰かと働くって大変なこともありますが、嬉しいことありがたいこともあるんだと、考え方が変わりました。
その宇田川が作る、1年間のコーツトプレートのご紹介。
そして えにし と じゃばら。(猫)
(2018.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)
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COUZT SHINBUN vol.5「カフェで働く楽しさ」
http://www.couzt.com/archives/8658
コーツト10周年!
メインページには「グッとくるお客様」シリーズをイラストと共に掲載。
コーツトは街とスタッフと業者さんたち、そして実際にご利用いただくお客様。
全てが混ざり合って空間となっています。
素敵なお客様がいらしてくれるから、私たちも楽しくカフェを営むことができるのです。
この10年の支えは、一杯の珈琲と…
(2019.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)
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展示「Porque? – Porque ART Exhibition 2021」 ...2021/08/26...
Porque?
Porque ART Exhibition 2021
2021/09/06(月) 〜 09/26(日)
今年も、アトリエに集まる人々の、展覧会を開く運びとなりました。
いつもと違うのは、大人も参加する、というところです。
Porque ARTのメッセージでもある「大人も、子どもも」が
ようやく実現したことを、とても嬉しく思っています。
それから
やっぱり、今年もおちついて展覧会をゆっくりご覧いただくのは
ちょっと気持ちが憚られるかもしれない、と思ったので
出品作のイメージから切手のイラストを描き
それを今年のメインイメージにしました。
なかなか会えないご時世だけど
だから一層、手紙や贈り物を送る仕事が、愛しく思えるこの頃です。
作品を観に来れないあの人へも届きますように、と
そんな想いを込めました。
お近くの方は、ぜひお越しいただいて
ご覧いただけると嬉しいですが
ご無理のないように、お願いいたします。
今年はInstagramで、出品作品の紹介もしたいと思っていますので
そちらもチェックしていただければと。
振り返ると、昨年は急な生活の変化に
子どもたちも「これまでの日常」がない寂しさを
言葉にはしないけれど、制作で紛らわしているようにも見ていました。
今年は学校、保育園、幼稚園の受け入れが少し和らいだからか
すこしずつ、彼らが「これも日常」と順応したからか
昨年よりかは、落ち着いて制作できているように見え
実は、少し安心しています。
今年も、子どもたちの思い思いに任せて
ひやひやする自分を抑えて(笑)、制作を進めました。
なかには、展覧会に出さない、という選択も視野に入れ
考えている人もいます。
主宰として、大人として、その選択は残念なようにも思いましたが
そもそも、表現活動の根源には「自己の充実」があります。
自分のためだけにつくる、ということは、認められて然るべきです。
展覧会まで、あと2週間たらず。
その人はまだ答えを出していません。
どのような答えも尊重して
それぞれのアートの付き合い方を全面応援できる場所でありたいと
「楽しい!」「なんだろう!」「できた!」が引き出せるように
そんな気持ちは、作品からもきっと伝わるはずなので
ご覧いただく皆様にも、ありのままを、お楽しみいただけると幸いです。
店頭には、2020年度、2019年度の記録集を並べます。
どちらも製本は手作りです。
2020年度のものは
デザイナーの 小池万友美 さんに、お力をお借りしました。
可愛くできたので、是非お手に取っていただけると幸いです。
ご来店に際しまして、
COUZT CAFE + SHOP はカフェ&レストランです。
ご来場の際はワン・オーダーをお願い致します。
また、コロナウィルス感染症感染防止のため
ご家族ではない4名以上のご利用を、お断りしております。
加えて、営業時間が急遽変わる可能性があります。
最新情報はカフェHPにてご確認ください。
どうぞ、多くの方に
展覧会、SNSともにご覧いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
Porque ART 三木麻郁
Porque ART 公式サイト
https://porque-art.tumblr.com
本展示会告知サイト
https://porque-art.tumblr.com/post/660492324049141760/porque-porque-art-exhibition-2021
詩人・菅原敏による「夜の読書館」2nd シーズン ...2021/08/09...
菅原敏が館長を務める「夜の読書館」が、
2016年、東京ミッドタウンから谷中「COUZT CAFE」に場所を移しました。
2017年も引き続きCOUZT CAFEで開館いたします。
声のない読書舘として、これからもあなたをお待ちしております。
館長である詩人・菅原敏は、
場所にしばられず、ひとつどころに留まらず。
ふらりとどこかへ出かけることもあるようです。
(かと思えば、いつもの様にさり気なく現れて、皆さんと共に夜の読書館で本をめくっているかもしれません。)
谷根千の書店さんとのコラボも続きます。
どんな本が並ぶのか、コーツトでゆっくりしながら楽しんでくださいね。
館長不在の日はカフェスタッフが判子を捺します。
「 夜の読書館 / The Night Library 」
当館は、声のない場所です。
スマートフォンの電源を落とし、心静かに本の世界に潜り込むひととき。
ソファに深く腰掛けて、かすかに聞こえるのはアナログレコードの調べと、ページをめくる音だけ。
この日はCafeスタッフも声を失くしていますので、目配せにてオーダー(キャッシュオン)をお願いします。
珈琲やお酒と共に、声なき読書の時間を、どうぞお楽しみください。
『夜の読書館』館長 菅原敏
【 夜の読書館、7つの覚え書き 】
1)当館では、ひととき声が失われます(私語はお控えください)。
2)当館ではスマホに奪われていた魂が身体に戻ります(携帯はOFFに)。
3)お気に入りの本を一冊お持ち下さい(電子書籍は没収となります)。
4)開館時間内のお好きな時間に来て、お好きな時間にお帰りください。
5)仕事のこと、家庭のこと、恋人のことも(ひととき)忘れましょう。
6)読書に疲れたら、目を閉じてレコードの調べに耳を澄ましましょう。
7)読書カードにスタッフが印を捺します。たまると特典があるかもしれません。
『夜の読書館』2ndシーズン @COUZT CAFE
開館日: 毎月第4木曜
開館時間:19:00〜22:00
※時短要請は解除されまたが、カフェの体制を整え中のためしばらく休館いたします。再開の際にはSNS等でお知らせいたします。
会場:COUZT CAFE
館長:菅原敏(詩人)
【夜の読書館、楽しみ方】http://www.couzt.com/archives/5825
【夜の読書館 1st シーズン @COUZT】http://www.couzt.com/archives/5275
※こだわりの珈琲やお茶などの豊富なドリンク、お食事もいくつかご用意いたします
※カウンターにて、キャッシュオンでオーダーください
※カフェの定休日を利用して開館いたします
※館内での私語はお控えください
※お席に限りがございます(全21席)
※開館時間内の出入りは自由です
【Facebook】https://www.facebook.com/thenightlibrary
【Twitter】https://twitter.com/dokushokan
【illust】鈴木哲生
菅原敏(すがわらびん)
http://sugawarabin.com/
詩人。
アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。
新聞や雑誌への寄稿・執筆のかたわら、スターバックスやビームスなど異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。
Superflyへの作詞提供、メディアプロジェクト『詩人天気予報』、美術館でのインスタレーションなど、アートや音楽との接点も多い。
雑誌『BRUTUS』で連載中の「詩人と暮らし」ほか、WEBメディアでも連載多数。
樋口亜弥「Landscapes」COUZT茶葉パッケージリニューアル記念個展/原画展 ...2021/07/08...
樋口 亜弥 AYA Higuchi
Solo exhibition
Landscapes
2021.8.9mon – 31tue
COUZT茶葉パッケージリニューアル記念原画展 と題し、原画他、近作のPainting & Drawingを展示いたします。
(展覧会では、原画、他新しい油彩、すべて販売予定です。)
カフェにつき、ワンドリンクをお願いしております。
夏のドリンクと一緒にお楽しみください。
※今回の展示は予定通り開催しますが、また1年後あたりに再び「樋口亜弥個展」を開催することに決まりました。
なので、感染拡大している今のご来店は無理をせずお願いいたします。
引き続き、心身のために必要な方の、息抜きの場や居場所としてお待ちしております。
限定で、newパッケージ10種コンプリートできる茶葉のBOXもご用意いたします!
7月オンライン”COUZTごっこ“にて先行販売中。
パッケージには使用されていない油絵のポストカードもおまけでついています。
彼女の筆跡に魅了される数ヶ月でした。
ツバキ
< 樋口 亜弥 / AYA Higuchi >
https://aya-h0313.tumblr.com
1988年東京生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科絵画科油画技法材料研究室修了
東京を拠点に活動し、油彩を中心に制作
主な個展
グループ展「a little planet」capleville写真館&カフェ/東京
旅展 ここではないどこかへ/芸大アートプラザ/東京
過去に、25人の子どもたちとの共同制作ペインティングプロジェクト「生命の樹から」〜を主宰 【レディス &キッズのセレクトショップmoments 星野リゾートリゾナーレ店/山梨】
Kie Pinokoさん「森のクッキー」作らせていただきました ...2021/07/06...
ひるねこBOOKSレーベル第7弾
「バンシルさんのおうち」
Kie Pinoko 絵本出版記念展
7/3(土)~7/19(月)
営業時間はひるねこBOOKSさんのHPやSNSをご確認ください。
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コーツトではイベントに合わせて、「森のクッキー」を作らせていただきました!
メインのお味はコーツトで時々登場する檸檬胡桃クッキー。
動物の型抜きには、ラベンダーを使用したフローラルなお味です。
とっっっっても可愛いイラストのパッケージに入れてもらえて、う、嬉しい〜
小物入れとしてもよし、立てかけて額縁に入った絵のように飾ってもよし!
小さなキッチンのため数に限りがあります。
お早めにお買い求めください〜
よろしくお願いします。
コーツト椿
< Kie Pinoko >
https://www.kiepinoko.net/
アパレル会社にてデザイナーとして勤務後
フリーのテキスタイルデザイナー・イラストレーターとして活動中
エッセイにて朝日文庫賞を受賞後から文章の仕事にも力を入れている
企業とのコラボレーション、オリジナル商品の卸販売、雑誌、広告会社にイラストや文章の提供
そして定期的な個展開催のほか、百貨店にてPOP UP SHOPも展開
全てのジャンルにおいて、動物への配慮と環境問題を念頭に置き
” 初めて愛するペットを抱いたような柔らかい気持ち “をコンセプトに制作している