T.O.茶葉パッケージリニューアル! ...2021/10/05...

カフェには欠かせないお茶
踊る茶葉と豊かな時間を

 

かねがね計画していたことのひとつ。
テイクアウトのオリジナル化…まずは茶葉のパッケージを。

今回は画家の樋口亜弥さんにお願いしました。
彼女が描く絵は、筆跡がとても伸びやか。
「この一筆描いたとき、すっごく気持ち良いだろうなぁぁぁあ」と、そう思える一筆をもつ絵が特に素晴らしいです。

パッケージに描かれた生き物たちには、
生命のエネルギー、可愛らしさ尊さ癒しがあります。
「もっと周りを見てごらん」と囁かれているようです。
みんな違うけど、みんなそこにいる。
きっとコーツトを続けているなかで私が無意識に大事にしてきたこと。受け入れる器の大きさ。
生命力ある生き物たちは、これから活き活きとコーツトを支えてくれることでしょう。

 

お店に並ぶ姿、
どれにしようか選ぶとき、
家で飲もうと開けるとき、、、
お湯を沸かす前から楽しめます。
たびたび目にすることで心の潤いになっていただけたら幸いです。

10枚のドローイング原画を展示した、樋口亜弥さんの個展も2021年8月に無事に終えることができました。
COUZTの奥行きが広がるとても良い期間。
樋口さんとはもう出会って7・8年、彼女にお願いできて良かった。

さてさて、全種そろったBOXもお買い求めいただけます。
パッケージ以外の絵を使用したポストカードも1枚おまけ!
ぜひご利用ください。

 

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COUZT ごっこ “Tea Time”
樋口亜弥 drawing
NEW パッケージ10種コンプリートBOX
パッケージ以外の絵を使用した樋口亜弥ポストカード1枚付

[茶葉の種類]
・オーガニックアールグレイ
・オーガニックダージリン
・オーガニックアッサム
・フルムーン望
・ニュームーン朔
・リトルフォレスト
・文山包種
・ジャスミンティー
・月桃茶
・黒豆茶
※基本的にポット3杯分をお詰めしていますが、茶葉のボリュームの関係で2杯分のものもございます。
※茶葉はティーバックではないため、ご自宅のポットで茶葉を踊らせてお楽しみください。
※箱の包装は予告なく変わることがありますのでご注意ください。

 

< 樋口 亜弥 / AYA Higuchi >
https://aya-h0313.tumblr.com
1988年東京生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科絵画科油画技法材料研究室修了
東京を拠点に活動し、油彩を中心に制作

主な個展
グループ展「a little planet」capleville写真館&カフェ/東京
旅展 ここではないどこかへ/芸大アートプラザ/東京
過去に、25人の子どもたちとの共同制作ペインティングプロジェクト「生命の樹から」〜を主宰 【レディス &キッズのセレクトショップmoments 星野リゾートリゾナーレ店/山梨】

/////////////// message /////
いつも、絵を描くとき、景色や生き物がモチーフになることが多いです。
この世界に生きるどんな生き物、植物、小さな石一つの中にある命も、等価であることを感じていて、それらがながれ、うつりゆく あるがままのけしきを見つめています。
生き物は、なるべく野生のままでいてほしいと思っています。
人間に飼われているような状態ではなく、共存している命としての姿が美しいと思います。

今回パッケージになった10枚には、普段から描いていたものと、このために描いたものがあります。
10枚を描きあげる途中に、アトリエスペースの住居に住んでいた祖母がなくなりました。亡くなったその日に描いたモンキチョウの雰囲気は、どこか祖母の持っていたものに似ていて、祖母が蝶々に生まれ変わった姿のようにも思え、少し特別な蝶々です。

また、リスの作品は、なんだかショボショボとして元気がない仕上がりで気に入っておらず、破こうかと思っていたところ、良いところを椿さんが見出してくださり嬉しいです。

ナマケモノは、葉っぱを少ししか食べずに毎日10時間寝ています。水の中では倍速以上で泳ぐそうです。
時々自分と重なる姿があり、描きました。

パンジー、ミツバチ🐝と花の絵、白鳥、黒鳥などは、実際に見た風景です。
日常生活の中で、ふと生き物や花々に出会う時、生きとしいけるものすべての存在の、尊さを感じます。それらの命が紡いできた歴史の上の最先端に私たちは立っていて、うつりゆきながら、これからを生きていくということ。

今を生きていることの尊さを、描かれた生き物たちの姿から感じ取ってもらえたら、幸いです。
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三遊亭好青年 池之端落語会 前 トークイベント ...2021/09/16...

落語会の前のトークイベントにコーツトカフェをご利用いただきます。
コーツトではお馴染み、ひるねこBOOKS小張さんがゲスト!
まずは落語会をぜひチェックお願いします♪

落語会予約先:johannilssonbjork@gmail.com
※COUZTでのトークイベントにも参加希望の方は、予約の際に参加の旨をお伝えください。

 

COUZT SHINBUN vol.6&7「It makes me.」 ...2021/09/07...

COUZT SHINBUN vol.6&7
「 It makes me. 」
たべもの のみもの よりどころ

 

去年はお休みしてしまったCOUZT SHINBUN。
今年は2年分ということでページ増量でお届けです!
喫茶店で広げる新聞のように、カフェでSHINBUNを広げてお楽しみください。

 

2020年から、果たして脅威なのはウィルスなのか、人間なのか、わからなくなってしまいそうになる日々を過ごし、それは今も続いています。
なんとなく生きて過ごせているけど、じわじわと何かが歩み寄っているような怖さも感じます。

慣れてきた部分もあるなかで、多くの人がこの事態に直面して様々なことを考えたはずです。
私視点ではありますが、私も思うところはありました。
常々どこかで思っていたけれど、真剣には向き合い切れていなかったこと。

私が願うのは、
自分の体をつくるものを、ちゃんと考え選べるようになること。
食べるもの、飲むもの、それだけでなく、心を寄せる物や場所。
何に時間を使って、何にお金を使って、何を大事にするのか。
スカスカしたものじゃあ本当には満たされません。
私たちが本当に大事にしたいことはなんなのか?
(オーガニックが良い、ということを言いたいわけではありません。)

 

<2-3p Face-to-face relationship>
私自身も、コーツトも、まだまだ選びきれていませんが、
まずは、ここまでコーツトとお付き合いいただいている業者さんたちをご紹介いたします。
選ぶことは、信頼することに近いです。
私たちが業者さんたちを信頼し、
コーツトを信頼してくださるお客様へそれをお届けできるように。
目には見えない信頼関係を、言葉にしなくても築いていけますように。

現実に立ちはだかるのは、お金のこと、お店を継続するための発注や納品などの仕事量のこと、そして「良い生産者さん」が増えているなかどなたをどう信頼するのか、働き手の労働環境……
これからもひとつひとつ、自分たちがすること選ぶことが、胸をはってできることなのか。
小さな小さなカフェですが、ゆっくりと進めていきます。

 

<4-5P 谷中キッテ通りからのお便り>
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
キッテ通りの愉快な?店々は元気ですよー!

<6-7P 柴崎写真館>
柴崎まどかさんのカメラマンとしての活躍が眩しい今日この頃……。
今年もSHINBUNデザインお世話になりました。
いつもありがとうございます!

<8P まちのひとたち>
今回はスペース増量でお届け!
どの方もとっっっっても良いです、素敵です。
「作品」ってなんでしょう、アートってなんでしょう、心を打つって…なんでしょう。
お金をもらった時点でプロ、という言葉もあって、お金の存在が重要なのもわかりますが、表現はお金やプロなど関係ない縛られないものなんですね。

<9p 樋口亜弥 drawing new package>
テイクアウトの茶葉のリニューアルパッケージのドローイングを樋口亜弥さんに依頼。
8月の展示では大変お世話になりました!
素敵な作品が並ぶ展示会になり、清々しい空気を味わえました。

<10-11P STAFF COLUMN>
恒例!各スタッフの色々です。
こんな人が働いているんだなぁと、お楽しみください。
現在1歳の娘に親バカの私ですが、スタッフに対してもオーナーバカです。

<12p まちのひとたち -出版編->
たまに見かけるあの人、こんな本出してますよ〜
コーツト本棚にない場合は、椿が持っていますのでお貸しします。

 

いつも以上に読み応えたっぷりです。
もし遠出を控えている方がいましたら、ご自宅にCOUZT SHINBUNお届けいたします。
COUZTごっこ(https://couzt.stores.jp)にて無料で購入できます。

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COUZT SHINBUN vol.1「6周年!
http://www.couzt.com/archives/4385
初めてのSHINBUN発行、コーツトカフェOPEN6周年の記念も兼ねて、でした。
メインページはコーツトカフェに様々なテーブルやカウンターを新しく導入したご報告。
店内の模様替えが頻繁に行われ、日々お客様を驚かせてしまった時期です。
(2015.9 / フルカラー / 8P / 1,000部)

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COUZT SHINBUN vol.2「へび道のとなり、の
http://www.couzt.com/archives/5712
毎年発行できるかどうか、まだトライしている面持ちの2号目です。
メインページはコーツトがある通り………全長550mの”名前のない通り”のご紹介を掲載しています。
何よりも各店舗の方々と繋がれる良い機会となりました。
(2016.10 / フルカラー / 8P / 1,500部)

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COUZT SHINBUN vol.3「CAFEという風味付け
http://www.couzt.com/archives/6665
カフェという空間の面白いところはたくさんあって、その自由さをどう使うかはそのお店の人々次第です。
コーツトでは、”いつものカフェ”を壊しすぎないように、”定休日”でのイベントが定着しています。
東京 珈琲 谷中 食事 コーツト 時間 カフェの日常 継続 、そしてイベントが開催、、、織物のように織り込まれた環境・関係が、静かに濃く豊かになっていきます。
継続は力なりと言いますが、この継続という時間軸が織物でいう縦糸になっていて、続けることでしか織ることのできない複雑さがあるんだなぁと。
9月で8周年を迎えたコーツトカフェで、ひたすら実感する毎日です。
(2017.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)

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COUZT SHINBUN vol.4「カフェごはん
http://www.couzt.com/archives/7725
一緒に走る仲間、宇田川がキッチンに入るようになり、最初は試行錯誤していたところから、どんどん頭角あわらしたタイミング。彼女のおかげでコーツトの基盤が安定し、自転車を2人で漕いでる感覚に。
誰かと働くって大変なこともありますが、嬉しいことありがたいこともあるんだと、考え方が変わりました。
その宇田川が作る、1年間のコーツトプレートのご紹介。
そして えにし と じゃばら。(猫)
(2018.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)

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COUZT SHINBUN vol.5「カフェで働く楽しさ
http://www.couzt.com/archives/8658
コーツト10周年!
メインページには「グッとくるお客様」シリーズをイラストと共に掲載。
コーツトは街とスタッフと業者さんたち、そして実際にご利用いただくお客様。
全てが混ざり合って空間となっています。
素敵なお客様がいらしてくれるから、私たちも楽しくカフェを営むことができるのです。
この10年の支えは、一杯の珈琲と…
(2019.9 / フルカラー / 8P / 1,500部)

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展示「Porque? – Porque ART Exhibition 2021」 ...2021/08/26...


Porque?
Porque ART Exhibition 2021
2021/09/06(月) 〜 09/26(日)

 

今年も、アトリエに集まる人々の、展覧会を開く運びとなりました。
いつもと違うのは、大人も参加する、というところです。
Porque ARTのメッセージでもある「大人も、子どもも」が
ようやく実現したことを、とても嬉しく思っています。

それから

やっぱり、今年もおちついて展覧会をゆっくりご覧いただくのは
ちょっと気持ちが憚られるかもしれない、と思ったので
出品作のイメージから切手のイラストを描き
それを今年のメインイメージにしました。

なかなか会えないご時世だけど
だから一層、手紙や贈り物を送る仕事が、愛しく思えるこの頃です。
作品を観に来れないあの人へも届きますように、と
そんな想いを込めました。

お近くの方は、ぜひお越しいただいて
ご覧いただけると嬉しいですが
ご無理のないように、お願いいたします。

今年はInstagramで、出品作品の紹介もしたいと思っていますので
そちらもチェックしていただければと。

 

振り返ると、昨年は急な生活の変化に
子どもたちも「これまでの日常」がない寂しさを
言葉にはしないけれど、制作で紛らわしているようにも見ていました。
今年は学校、保育園、幼稚園の受け入れが少し和らいだからか
すこしずつ、彼らが「これも日常」と順応したからか
昨年よりかは、落ち着いて制作できているように見え
実は、少し安心しています。

今年も、子どもたちの思い思いに任せて
ひやひやする自分を抑えて(笑)、制作を進めました。
なかには、展覧会に出さない、という選択も視野に入れ
考えている人もいます。
主宰として、大人として、その選択は残念なようにも思いましたが
そもそも、表現活動の根源には「自己の充実」があります。
自分のためだけにつくる、ということは、認められて然るべきです。
展覧会まで、あと2週間たらず。
その人はまだ答えを出していません。
どのような答えも尊重して
それぞれのアートの付き合い方を全面応援できる場所でありたいと
「楽しい!」「なんだろう!」「できた!」が引き出せるように
そんな気持ちは、作品からもきっと伝わるはずなので
ご覧いただく皆様にも、ありのままを、お楽しみいただけると幸いです。

店頭には、2020年度、2019年度の記録集を並べます。
どちらも製本は手作りです。
2020年度のものは
デザイナーの 小池万友美 さんに、お力をお借りしました。
可愛くできたので、是非お手に取っていただけると幸いです。

ご来店に際しまして、
COUZT CAFE + SHOP はカフェ&レストランです。
ご来場の際はワン・オーダーをお願い致します
また、コロナウィルス感染症感染防止のため
ご家族ではない4名以上のご利用を、お断りしております。
加えて、営業時間が急遽変わる可能性があります。
最新情報はカフェHPにてご確認ください。

 

どうぞ、多くの方に
展覧会、SNSともにご覧いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

Porque ART 三木麻郁

Porque ART 公式サイト
https://porque-art.tumblr.com

本展示会告知サイト
https://porque-art.tumblr.com/post/660492324049141760/porque-porque-art-exhibition-2021

 

詩人・菅原敏による「夜の読書館」2nd シーズン ...2021/08/09...

菅原敏が館長を務める「夜の読書館」が、
2016年、東京ミッドタウンから谷中「COUZT CAFE」に場所を移しました。
2017年も引き続きCOUZT CAFEで開館いたします。
声のない読書舘として、これからもあなたをお待ちしております。

館長である詩人・菅原敏は、
場所にしばられず、ひとつどころに留まらず。
ふらりとどこかへ出かけることもあるようです。
(かと思えば、いつもの様にさり気なく現れて、皆さんと共に夜の読書館で本をめくっているかもしれません。)

谷根千の書店さんとのコラボも続きます。
どんな本が並ぶのか、コーツトでゆっくりしながら楽しんでくださいね。
館長不在の日はカフェスタッフが判子を捺します。

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「 夜の読書館 / The Night Library 」

当館は、声のない場所です。
スマートフォンの電源を落とし、心静かに本の世界に潜り込むひととき。
ソファに深く腰掛けて、かすかに聞こえるのはアナログレコードの調べと、ページをめくる音だけ。
この日はCafeスタッフも声を失くしていますので、目配せにてオーダー(キャッシュオン)をお願いします。
珈琲やお酒と共に、声なき読書の時間を、どうぞお楽しみください。

『夜の読書館』館長 菅原敏

【 夜の読書館、7つの覚え書き 】

1)当館では、ひととき声が失われます(私語はお控えください)。
2)当館ではスマホに奪われていた魂が身体に戻ります(携帯はOFFに)。
3)お気に入りの本を一冊お持ち下さい(電子書籍は没収となります)。
4)開館時間内のお好きな時間に来て、お好きな時間にお帰りください。
5)仕事のこと、家庭のこと、恋人のことも(ひととき)忘れましょう。
6)読書に疲れたら、目を閉じてレコードの調べに耳を澄ましましょう。
7)読書カードにスタッフが印を捺します。たまると特典があるかもしれません。

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『夜の読書館』2ndシーズン @COUZT CAFE
開館日: 毎月第4木曜
開館時間:19:00〜22:00
※時短要請は解除されまたが、カフェの体制を整え中のためしばらく休館いたします。再開の際にはSNS等でお知らせいたします。

会場:COUZT CAFE
館長:菅原敏(詩人)
【夜の読書館、楽しみ方】http://www.couzt.com/archives/5825
【夜の読書館 1st シーズン @COUZT】http://www.couzt.com/archives/5275

※こだわりの珈琲やお茶などの豊富なドリンク、お食事もいくつかご用意いたします
※カウンターにて、キャッシュオンでオーダーください
※カフェの定休日を利用して開館いたします
※館内での私語はお控えください
※お席に限りがございます(全21席)
※開館時間内の出入りは自由です

【Facebook】https://www.facebook.com/thenightlibrary
【Twitter】https://twitter.com/dokushokan
【illust】鈴木哲生

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sugawara
菅原敏(すがわらびん)
http://sugawarabin.com/
詩人。
アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。
新聞や雑誌への寄稿・執筆のかたわら、スターバックスやビームスなど異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。
Superflyへの作詞提供、メディアプロジェクト『詩人天気予報』、美術館でのインスタレーションなど、アートや音楽との接点も多い。
雑誌『BRUTUS』で連載中の「詩人と暮らし」ほか、WEBメディアでも連載多数。