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菅原敏 新詩集「かのひと」超訳 世界恋愛詩集 ...2017/07/14...
コーツトで開催されている定休日イベント「夜の読書館」の館長、菅原敏さんの新詩集が7/25に出版されます。
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菅原敏 新詩集
「 かのひと 」超訳 世界恋愛詩集(東京新聞)
著:菅原敏
絵:久保田沙耶
今の恋も、昔の恋も。
どの時代、どの国に生きようと、恋すれば私たちは何ひとつ変わらない。
異色の「超訳」恋愛詩集、待望の書籍化。
ゲーテ、シェイクスピアから小野小町まで。
恋愛を題材とした古典作品をモチーフに、気鋭の詩人・菅原敏が独自の感性で現代詩に昇華させた三十五編を収録。
現代美術家・久保田沙耶による古さと新しさを掛け合わせた斬新な絵も詩集に彩りを与えている。
ブックデザインは多方面で活躍中のクリエイティブ・デザインスタジオ KIGIが担当。
大事な「かのひと」への贈り物の一冊にも…。
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コーツト通常営業でも販売予定のこちらの本。
なんと、「夜の読書館」中に購入された方には、その場で菅原さんから詩の朗読もプレゼントいたします。
(館長不在の際は行いません。今後、基本的には在館予定です。)
声無き静かな空間の中に響く“詩人の声”は、まるでレコードから流れる音楽のように、空間を濃く豊かなものにしてくれるのでしょう。
超訳された詩には、対となるイラストが掲載。
文字で、言葉で、色彩で、形で、空気で。感覚を刺激してくれるような一冊。
「かのひと」という恋愛詩集ということもあり、刺激と相まって、一編一編ドキドキとページをめくることになりそうです。
出版まであとわずか。
よろしくお願いいたします。
written by tsubaki.
菅原敏(すがわらびん)
http://sugawarabin.com/
詩人。
アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。
新聞や雑誌への寄稿・執筆のかたわら、スターバックスやビームスなど異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。
Superflyへの作詞提供、メディアプロジェクト『詩人天気予報』、美術館でのインスタレーションなど、アートや音楽との接点も多い。
雑誌『BRUTUS』で連載中の「詩人と暮らし」ほか、WEBメディアでも連載多数。
本掲載「東京 夜のよりみち案内」 ...2017/03/20...
素敵な本にコーツトをご紹介いただきました。
ちょっとディープなお店から最新のお店まで、新旧問わずに様々な空間がギュッと詰まっている1冊。
もともと好きなお店や場所、友人が働いているお店、先月コーツトでイベントしてもらったばかりの人が掲載されています。
パラパラとページをめくりつつ、他にも好きなところ沢山ありそうだなぁと心をくすぐられます。
そして画像でおわかりのように、なんとなんと、コーツトが表紙なんです。
こんな嬉しいことって!
妄想の1つに、ぼんやりと”いつか出版物だしてみたいな〜”という項目がありますが、なんだかそれが叶った気分。
(でも、すでにSHINBUNは出版していましたね!)
編集者の中尾さん、カメラマンの福井さん、出版社の方々、お世話になりました。
ずっと手元に置けるタイプのものです。
ぜひ1冊いかがでしょう。
(コーツトでも販売していますよ!)
どうぞよろしくお願いいたします。
written by tsubaki.
「キッテ通り」”名もない通り”に、名前が決まりました。 ...2017/03/17...
去年秋頃に発行したCOUZT SHINBUN vol.2では、コーツトのある通りを「へび道のとなりの、名もない通り」として紹介していました。
「名前があればいいのにね」「良い名前ないかなぁ」という話は以前からずっとありましたが、無理やりつけた名前はしっくりと馴染まない、なのでもう少し流れに身を任せよう ——- そう思っていたところ、「名前(愛称)をつけよう!」と多くの店主さんたちが立ち上がり、店主会が発足しました。
“どんな話し合いになるんだろう?”という少し緊張のある初回・店主会から始まり、
何度も店主会を重ね、
一般公募もして検討し、
真島町会さんと三崎町会さんの承認を経て、
いよいよ「名もない通り」から愛称「キッテ通り」に!
協力しようとする姿勢と意見を言い合える店主さんたちの推進力で、あっという間にここまできました。
流れがいつの間にか生まれて、飛沫をあげながらもしっかりと流れてゆく様に感動しています。
さてここで、名前の由来のご紹介。
キッテ通り店主会のコピーライターとなりつつある(そしてコーツトがとってもお世話になっている)、ひるねこBOOKS小張さんが考案して下さいました。
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“谷根千”の愛称で知られる、東京の台東区谷中。
「キッテ通り」はこの町にあります。
三崎坂と三浦坂という二つの坂に挟まれた通りには、個性的なお店が集まっています。
世界の雑貨、手づくりのアクセサリーやオリジナルのジュエリー、洋服屋さん、本屋さん、カフェやレストラン、こだわりのセレクトショップ、ギャラリー……。
熟練の技、熱い想い、確かな眼とセンスが光る、素敵な空間ばかりです。
地域の暮らしに密着した“町のシンボル”谷中郵便局では、毎日大勢の人が行き交います。
長らく営業してきた切手屋さんは、レトロな佇まいのまま今も通りの歴史を見つめます。
この通りの魅力をもっとたくさんの方に届けて、遊びに来て(kite)いただきたい。
人と人、人とモノ、言葉と言葉を結ぶ切手(kitte)のように、地域の方や訊ねて来てくださる方と幸せなつながりをつくっていきたい。
そんな思いから、「キッテ通り」は生まれました。
【Facebookページ】https://www.facebook.com/谷中キッテ通り-679351868914347/
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【 キッテ通り主な店舗 / 順:三崎坂〜三浦坂 】
古今東西雑貨店 イリアス
しあわせ工房
東欧雑貨・民芸 クリコ
アンティーク・ガルボ
アトリエ サジ
塩とオリーブ oshiolive
LIME LIGHT
ツバメハウス
DEN-WORKS & 谷中工作室
STEICHEN TOKYO
tokyobike事務所
屋代美術
succession
classico
dou dou
革匠 谷中
ひるねこBOOKS
ビストロ TOM
コーツトカフェ+ショップ
※店主会加盟店とは異なります
お店のものを製作する際に、私はよくコーツトの外にいることがあります。
その時に声をかけてくれる町の方々が、最近では以前よりぐっと増えていて、それがとても楽しく感じています。
キッテ通りが、この地域が、良い盛り上がり方をして。
住んでいる方々が楽しく過ごせるような活動にしていきたいです。
そしてふらりと遊びにお越しいただいた方々が、「やっぱり谷中はいい街だね」とほくほくした気持ちで過ごしていただけたら嬉しいです。
HPやFacebookなどのインターネット関係、標識や看板・フラッグなどの設置、MAPやチラシなどの配布など、今後も様々な案が出ています。
早速、GW中の4/29・30の2日間は、〈みずたま市〉というマーケットイベントも開催予定です。
キッテ通りには、センスの良いクリエイターさんたちもいるのですから、今後の製作物が楽しみでなりません。
この流れが、無理なく自然に育まれていきますように。
ご応募、ご協力、さらには「名前どうなりましたか?」と興味を持っていただいた皆様。
本当にありがとうございました。
そしてこれからは、谷中キッテ通りのコーツトカフェとして、どうぞよろしくお願いいたします。
written by tsubaki.
HAVE A NICE DAY♪ by COUZT morning ...2017/02/27...
4年近く続けていたモーニング営業ですが、自分たちやお店の生活の変化から2019年3月で終了いたします。
「モーニングをやりたい」という、とあるスタッフの希望から始めたモーニング。
そのスタッフも卒業して2年たち、
私自身の生活のためにも、お店の掃除時間のためにも!、一度リセットすることにしました。
普段が遅寝遅起きの私からすると、少し早く動き始めるリズム作りに最適でした。
今では何人かで営業するコーツトでは、必ず自分だけが立つという時間が懐かしく良い時間でした。
朝の憧れを詰め込める場所でした。(もっと色々やりたかったのですが、その辺りは無念。)
何よりも、ご飯屋さんではなくカフェとしてのコーツトでいたいため、「ランチオープン!」で勢いづくよりも、「朝から淡々としたカフェの空気感」を作ることができる良い流れのモトでした。
コーツトの大きな窓から入る朝の日差しは、昼とも夕とも違う気持ち良さ。
またいつかの機会でモーニングを始めた時には、どうぞよろしくお願いいたします。
コーツトカフェ椿
2019/03
コーツトカフェ、モーニング営業のお知らせです。
***日時***
毎週日曜
open 9:00
last order 11:30
(next launch time start 12:00)
*** メニュー ***
◎焼きたて自家製パン / drink + ¥200
“朝は気軽に食べれて、でも焼きたてがいいなぁ”
———-焼きたて自家製パン、ひとさじジャム(またはバター)、放牧自然卵のゆで卵、グリーンサラダ、果物
※小さなお店です、パンには個数に限りがありますのでご了承ください。
◎自家ブレンドのオーガニックグラノーラ / drink + ¥200
“お砂糖不使用、ココナッツの花蜜とドライフルーツの自然な甘みが嬉しい”
———-自家ブレンドのオーガニックグラノーラ、果物
◎ベーコンエッグのガレット / drink + ¥600
“朝の定番であるベーコンエッグをガレットで包みました”
———-ベーコンエッグのガレット、グリーンサラダ、果物
*** 甘い物 ***
・スコーン
・ビスコッティ
・シフォンケーキ 1/2
・ヨーグルトと季節の自家製ジャム
*** その他 ***
・玄米ごはん
・グリーンサラダ
・ベーコンエッグ
・スープ
・カレールー
コーツトは、皆様の日々のなかに自然と織り込めるようなお店づくりを目指しています。
カフェですので、気軽にいつでも使っていただけることがとても嬉しいこと。
いつかは営業したかったモーニングがスタートです。
朝のコーツトカフェでのんびりと過ごす、新しいストーリーが生まれるますように。
HAVE A NICE DAY♪
それでは、ご来店お待ちしております。
Written by TSUBAKI.
start 2015/07
renewal 2017/03
※土曜モーニングは、2017年2月をもちまして終了いたしました。
明けましておめでとうございます。2017 ...2017/01/12...
明けましておめでとうございます。
2017年のコーツトは滑り出しよくスタートし、少し忙しい連休からの、穏やかな冬の平日を迎えました。
今年は例年以上に年賀ポストカードの完成が遅れてしまいましたが、上記イラストをTAKE FREEで店頭にて配布しております。
ぜひお気軽にお持ちくださいね。
年賀ポストカードは、描いている私本人の趣味に近いこともありますが、その分私自身の「今年もどうぞよろしくお願いします」という気持ちを込めている気がします。
もともとあまりタッチの幅が大きくないので、コーツトで使うイラストの方向性もそろそろ確立できたらなぁと思うこの頃です。
2016年は、ギフトボックスやテイクアウトドリンクの充実ができました。(一部停滞もしておりますが)
また、目標としては”コーツトの内々にさらに手をつけ見直し、バランスよく整理整頓していく”というものがありました。
日々生活し営業していると、新しい情報や知識が入ってきて、もっと美味しくつくりたい・体にいいとはなんだろう?という欲や疑問が浮上します。
調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、コーツトはまだまだ良くなることができると感じるのです。
“有機や自然農法だけで満足するのではなく、自分たちで畑を持ちたい”
“今目の前にあるものが、「どう作られているか」知らないことがおかしくて、知ること・知ろうとする姿勢でありたい”
そういった考えのため、去年だけでは時間が足りるわけもなく、
今年も引き続きフードメニューの見直し、「心身に優しいと美味しい」をカフェとして気軽にご利用いただける場として、これからも日々営んでいきます。
人の動きのある1年でもありました。
今までアルバイトで3年働いていたスタッフが社員となり、
2・3年ずっと働いてくれているスタッフの卒業が重なり。
“一旦落ち着いて、より強固な土台を組み上げなさい”と、まるで流れのなかで囁かれているようです。
今までコーツトを作ってくれたスタッフたち。
何年たっても、たまに会って近況報告でもしながら笑って過ごせる仲間でありたいです。
2016年、近隣のお店の方々と繋がれたこともありがたいことでした。
今年も無事にSHINBUNを発行できてホッとすると共に、課題を目の当たりに。
個人的にグリーンバナナフラワーのお手伝いをしたことも印象的ですが、
こちらについては引き続き2017年も継続しまして、いよいよ輸入販売間近です!
2017年もやりたいことは沢山、頭の中で順番を待っています。
去年に引き続きフードの見直しをはじめ、自分で行う木工仕事も増えそうです。
“カフェ”は嗜好品の塊のような印象もあります。
本来は日常で不要なものですが、様々な思惑がある”人”だからこそ求めてしまう「日々の楽しみ」「リフレッシュ」「知識・発見・刺激」「街(人と人と)の交流」など。
そういったものをカフェは揃えているのではないかと思うのです。
私たちも日々勉強すること、そしてそれをコーツトで表現していくことに楽しみとやりがいがあります。
ちなみに私は、去年末頃から一歩踏み出したかったものが、珈琲。
ハンドドリップで美味しい珈琲をご用意していますが、ブレンド1本でここまできました。
エスプレッソはご用意していないため、そちらへの幅の広がりは(今は)ありませんが、”豆の種類”を今年は楽しみたいと、実は虎視眈々と計画しています。
(畑を持つことも虎視眈々と狙ってはいますが、なかなかすぐには体制が難しく、今はのんびり機会を待っています。調味料はもっともっと考えたくて、見直す予定です。実は魚も修行中。。。)
珈琲専門でもなく、紅茶専門でもなく、完全なレストランでもなく。
“この商品の専門店!”ではない、ただひたすら”カフェ”であるコーツトは、働いている私たちの興味あるまま楽しんでトライできる部分がたくさんあります。
何よりも自分たちの手で作り上げていくことを忘れずに。
そして「楽しい」という気持ちを大切にして、日々勉強しつつ、精進して参ります。
今年1年も、どうぞよろしくお願い致します。
引き続きお付き合い頂けましたら幸いです。
written by tsubaki.